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ダイビングにも魅力を感じるのだけれど、如何せんお金が掛かる。

僕は良いポイントでのボートシュノーケリングで回数をこなす方がコストパフォーマンスが高いと感じているので、今のところシュノーケラーで通している。そんなシュノーケラーの立場から、防水カメラ(コンパクトデジカメ限定)の選定のポイントについてご案内したい。

【防水カメラかハウジングか】

ダイビングであればハウジングをおススメするところだが、それほど深くまで潜らないシュノーケルであれば5m以上の防水性能があれば十分。最近の防水機能付きのコンパクトデジカメなら5mはほぼ標準でこなせるだろう。

近年デジカメは毎シーズンごとに性能が進化した新モデルが登場するので、買い替えのタームも短い。数万円するハウジングもカメラに合わせて買い替えるとなると厳しい出費である。そういった点からも防水機能付きのデジカメを推奨したい。

【防水カメラは常にリスクと隣り合わせ】

電子機器を水に浸ける以上、防水カメラは常にリスクと隣り合わせだと考えた方が良い。

どれだけカメラの防水性能が高くても、パッキンにゴミが挟まった(砂や糸くずなどで浸水することも)、手違いで水中で蓋が開いてしまった、手を放して海底に沈めてしまったなど、人為的なミスによる事故の可能性も極めて高いのだ。

また防水性能の要でもあるパッキンは経年劣化と塩によるダメージで、どれほど丁寧にメンテナンスしてもある程度使用したら性能は低下する。


以上のような観点から防水カメラは消耗品と割り切って手頃な価格のものを買い、適度なタイミングで買い替えるという方針で良いのではないかと僕は考えている。水没してしまった時の経済的、精神的ダメージは最低限で済ませたい。

格言:じこはおこるさ byきかんしゃトーマス